【How To】パパが育休中にできる10のこと!

育児

こんにちは。パパ育ラボTa室長です。

ママや子にとってパパが育児休業を取得してくれていることはとっても嬉しく安心できることです。
ただ蓋を開けてみたら…。結局ママが指示を出さないとやってくれない!
というような声をよく目にします。

ママから「それしなくていいから!」「もうこっちやって!」などやや冷たく声をかけられたことはありませんか?

今回の記事では、”パパが育児休業中にできること”を10個にまとめました!
この研究記事を読めば、きっと家族のためにすべきことが見えてくるはずです。
せっかく育児休業を取得されているのですから、ぜひ育児をもっとワクワクして楽しいものにしてほしい!という願いを込めて研究しました。

今回まとめたポイントはこちらです。

パパが育児休業中にできる10個のこと

①ママを休ませること気遣う声かけや行動をすること
②予定通りや完璧に行うことは難しいことをお互いに知っておくこと
③ママと話す時間を必ず1日の中に設けること
④家事は育児休業に入る前に準備をしておく
⑤一度パパ1人で全部をやってみよう
⑥家事リストをつくり、優先順位と分担を考えてみよう
⑦まずは「パパにもママにもできること」から始めよう
⑧育児管理アプリを活用しよう
⑨何度もトライしてみる
⑩声かけが苦手な方は「今見えていること起こっていることを声に出す」

なお、人によって得意苦手が必ずあります。
実際にやって練習してもどうしてもうまくいかない時は無理にしなくて大丈夫です。
ママと相談するようにしましょう。

【大前提】最も大切なこと

①ママを休ませること気遣う声かけや行動をすること

パパ育ラボでは何度もお伝えしていますが、
産後のママの身体とメンタルは相当負担がかかっています。
例えば電気を消す前にベッドから立ち上がるなど、パパにとってはなんでもないような行動も1つ1つが大変です。
また、パパのなんでもない一言で傷ついてしまうことも多々あります。

だからこそ、ママを気遣う言葉けや行動をするようにしましょう。

言えるとよい言葉がけの例
  • 「〇〇してくれてありがとう」「○○できなくてごめんね」
    この2つは魔法の言葉ですね。
    何に対してのありがとう・ごめんなのかを具体的に伝えましょう。
  • 「〇〇しておくから、休んでおいで大丈夫だよ」
    この言葉は鼻につく言い方でないことが大事です。
  • 「〇〇しれくれているから、子は嬉しそうだね」
    喧嘩をしていない時に、さりげなく伝えるのがミソです。
できるとよい行動の例
  • ママの授乳中はスマホを見るのをやめて飲み物を準備する
  • “ミルクをあげる”などのメインのお世話の事前準備
     例) 哺乳瓶の洗浄・消毒、吐き戻しのシミ取り  など
  • おむつやミルク、赤ちゃん用洗剤などの在庫管理&安価で購入
  • ママへのマッサージやストレッチ
    マッサージ器具の導入もおすすめです。

1回の授乳は約60キロカロリーも消費しています。
これは体重が55kgの方で10分のジョギングをしているのと同じ消費量。
さらに赤ちゃんが吸いやすいように無理な姿勢をキープすることでも負担がかかっています。
水分補給とリラックスを兼ねてママの好きな飲み物を用意できるとママはきっと嬉しいと思います。
また授乳後声かけとマッサージができると最高なパパですね!

②予定通りや完璧に行うことは難しいことをお互いに知っておくこと

子育ては予想外のことが山ほど。
おむつや着替えをした後に限って吐き戻しやおむつ漏れがあったり
買い物に行くまでに予想以上に時間がかかったり思う通りにいくことのほうが少ないかもしれません。
お互いにそのことを知っておくだけで互いを責めたりイライラしたりすることを減少できます。

③ママと話す時間を必ず1日の中に設けること

普段子育てをしていると、互いの視野は子が中心となります。
これまではママを見ていたために気づけたことも気づきにくくなります。
自分自身の時間も大切ですが子が寝ている間にパパとママで互いのことや子のこと以外の会話も楽しみましょう。

【家事】目指したい状態は「全般パパが行えること」

育児と密接するのが家事。
しかし別記事でも触れましたが、家事は圧倒的にママの方がしてくれているようです。

令和3年の時点の6歳未満の子を持つパパとママが共働きのデータを見ると、パパの家事関連時間は1日あたり114分。
家事の77.4%をママが担っています。

[引用:令和5年版 男女共同参画白書(特‐73表 家事・育児スキルの自己評価と配偶者の実施する家事・育児への満足度)]

パパが家事が全般的に行えることでそのほかの大切なポイントにつながります。
是非、パパも家事ができるようになりましょうね!

家事全般ができるようになるためのポイントはこちら。

①家事は育児休業に入る前に準備をしておく

産後はママの身体も気持ちもしんどい状態。
そんな時に「〇〇ってどうやってやるの?」とママを頼るとかえってママの負担が増えます。
下記のポイントを踏まえて準備し、いざ出産を迎えてもママに「大丈夫だよ」と言えるようにしておくことを心からおすすめします。

②一度パパ1人で全部をやってみよう

普段さりげなくママがしてくれていた”見えない家事”に気づきやすくなったり、意外と大変な家事を発見できたりします。
また1日だけでなく1週間ほど毎日家事をしてみましょう。
続けることの大変さを痛感するだけでなく、1週間サイクルでどのような家事がどれぐらいの頻度が必要かが分かりやすくなります。

③家事リストをつくり、優先順位と分担を考えてみよう

①②で見えてきた家事を一覧にしてみることで、具体的に日々行う家事が明確になります。
また、毎日しなくてもよい家事もたくさんあります。洗濯も毎日しなくてよいかもしれません。
どのような頻度で行うべきか、優先順位は何かは人それぞれ異なりますので、リストをもとにママと相談しておけるとよいですね!
お互いが同じ視座で家事のタスクを共有しあえることが重要になります。

 ちなみに、、、
 産後のママはホルモンバランスの関係から気持ちが不安定です。
 パパがその時しなくてもよいと思っていても、ママからするとなんでしていないのかなど気に障ることがあります。そのためにも、上記のリストと優先順位があることできちんと家事をしているアピールにもつながるかもしれませんね。

【育児】目指したい状態は「子のお世話を一通りできるようになること」

ママが体調不良のときや用事でワンオペが必要になるなど、
一通りできることで夫婦の時間やそれぞれの時間をつくることができます。
家事同様に、パパが1人でお世話ができるようになることはそのほかのポイントに大きく影響します。

お世話ができるようになるためのポイントはこちら。

①まずは「パパにもママにもできること」から始めよう

「パパにしかできないことを!」と、ネットや本には記載されていることが多々あります。
たしかに、力があったり一緒に遊んだりとパパにしかできないことは増えていくでしょう。
しかし、最初はそれを探しても意味がありません。パパでもママでもできることがほとんどだからです。
それよもまずは、パパママ関係なく下記のような育児において必須スキルを身につけることの方が大事です!

おむつ替えができること
沐浴を時間内に済ますことができること
ミルクを正しい時間・量・温度・姿勢で飲ませることができること
適切な姿勢で抱っこができること
子の情報や在庫状況を正しく把握し、管理ができること
季節や成長に応じた必要な服や物品の情報収集ができること

②育児管理アプリを活用しよう

子の情報や状況を正しく把握するためには育児管理アプリを活用されることを強くおすすめします!
いつ・何をしたかを記録することは育児の始まりと言っても過言ではないかもしれません。
産院では、生後主に書類を使用して管理しているかと思いますが、退院後は互いに確認・記録できるアプリを使用することで
漏れなく管理しやすくなると思います。

③何度もトライしてみる

上記に挙げた必須スキルは初めてのことばかりですので、うまくいかないことも多々あります。
誰でも最初のうちはうまくできなくて当たり前です。パパもママもだんだんとパパ・ママになっていくのです。
難しいからと言って相手に任せるのではなく、何度もトライしてみてくださいね!
それでもやっぱり苦手なことはあります。人には得意不得意があります。
その時はママに相談し、別の家事や育児を担うことなどで代わってもらうことも大事ですね。
上記の内容をちゃんと行っているパパさんは、きっとママもわかってくれるはずですよ!

④声かけが苦手な方は「今見えていること起こっていることを声に出す」

「〇〇でちゅね〜!!」など、赤ちゃんのテンションに合わせて関わることが苦手な方が多数います。
これまで出したことのない高い声とテンションでずっと関わるのはなかなか大変ですよね。。。
めちゃくちゃ分かります。笑
そんな方におすすめなのが「今見えていること起こっていることを声に出す」というわざ。
「ミルク飲めたねー!」「ニコニコしてるねー!」「抱っこしてもらってよかったね!」
保育士が子を褒めるときにもよく使います。
これから子が成長してくると褒めなければならないときがたくさんあるので、そのときにも有効ですよ!

お世話を一通りできるようになることのメリット
お互いが安心して育児生活を過ごすことができる
 パパがワンオペができるようになると、ママが1人ででかけることができます。
 意外とママがいるときよりもリラックスをして育児ができることもありますよ。
 また、ママが出かけられるということは、パパも出かけやすくなるということ。
 お互いにお互いの時間をつくれる関係でできると素敵ですね!
・子の成長にポジティブな影響がある
 パパが子に接することで、子の認知能力や自己肯定感に大きく影響がするようです。
 子がパパとママの両方に愛されていると感じたり頼れると思えていると、子も問題行動を起こさなく済みますね。

まとめ

今回の記事では、パパが育児休業中にできる10個のことについて研究をしました。
まだまだ風当たりの強いパパの育児事情。
実際に不安だと感じる方も多いのではないでしょうか。
10個にまとめてみたものの、たくさん考えることがあって大変です。
1つ1つで大丈夫なので、まずはとにかくやってみる!ということを大切しましょうね。
家事や育児が苦手だったり不安だったりする方にとって少しでもこの研究が役立つことを願っています!
一通りできるようになると、本当にママからの信頼も厚くなりますよ!
2人目3人目のことも前向きになれるかもしれませんね。

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